花火、あるいは金色のたんぽぽ

いつも夫が煙草を吸いに出るベランダで

お風呂で火照ったからだをぼうっとさましていたら

極端に目の悪い私には

街灯や遠くのマンションの看板のライトが

大量に影分身して

放射線状にならんだ光の玉になる

 

子供が絵に描いた花火のような

ますむらひろしがいつか描いた光のたんぽぽのような

ふしぎな幻灯

 

目を細めるとすべての灯りの数が減って

開くとまんまるになる様は

なかなか最新のプロジェクトマッピングのようでもあっておもしろい

 

目が悪いのもたまにはいいものだなぁ